2019年11月1日で休止する上野動物園モノレールの車窓
日本最古かつ最短のモノレールである上野動物園モノレールが老朽化によりが2019年11月1日に休止するとのニュースがありました。
先日、上野動物園に行った際にたまたま車窓の映像を撮影していたのでアップします。
上野動物園モノレールとは
上野動物園モノレールは正式名称を上野懸垂線といい、上野動物園東園駅と上野動物円西園駅を営業距離300mて結んでいる、日本最古かつ最短のモノレールです。 尚、同路線は公道を跨ぐ為、園内のアトラクションではなく、鉄道事業法による営業運転を行っている路線です。
西園駅→東園駅までノーカット動画
上野動物園モノレールの今後
休止中は、電気自動車を無料運行して対応するそうです。 ２００１年度に導入した現在の車両は老朽化しており、新車両の製造には約３年、購入費は十数億円がかかる見込みで、設備自体の大規模更新も必要なことから、都は運行を休止した上で、路線存続の是非を検討するとのことです。 1980年にも老朽化と財政難の為、廃止が検討されていましたが、存続の要望が大きかったことからその時は設備と車両を更新し存続することができました。 今回は、軌道の真下に新パンダ舎が建設中の為、その辺も考慮する必要がありそうですが、黒字路線のようですし何とか存続できるとよいですね。
