監視カメラのスペックについて調べてみました。
今回はカメラはカメラでも監視カメラについて記事にします。
昨今、様々な場所に監視カメラが設置されていますが、当然写真を撮影するカメラとは求められる能力が違うはずです。
求められる能力は違うにせよ、監視カメラもデジカメであることは間違いありませんので、どういうスペックをしているのか気になったのでカメラ好き目線で調べてみました。
監視カメラに求められる能力
どんなカメラでも画質が良いに越したことはないと思いますが、監視カメラには画質以上に以下の能力を求められます。
長期間安定稼働する
暗所でも稼働することができる
屋外設置の場合には風雪や気温変化に耐えられる
上位の監視カメラのスペック
上位の監視カメラはどの程度のセンサーサイズを使っていたり、動画のフレームレートなんかを知りたかったのですが、そのあたりはどうやら公開されていないようでした。残念!
画素数:2MP(FullHD)〜8MP(4K)
信号伝送規格:HD-SDI(EX-SDI) ここで信号伝送規格という、一般のカメラにない用語が出てきました。 これはMP4のような録画形式のことではなく、監視カメラの場合、カメラで捉えた映像を離れた場所にある外部のレコーダーまで伝送する必要がある為、信号を伝送するの規格です。
HD-SDIは放送業界でも使用されることが多い、Full-HDを非圧縮で送信することが可能な規格で、EX-SDIはHD-SDIをさらに拡張した規格です。赤外線LED付き これも写真用のデジカメにはほぼ無い機能で、暗所で撮影するために、赤外線LED照明がついています。
写真用のカメラでも赤外線LEDを使えば暗所でも撮影できるのか?
イメージセンサーが赤外線まで捉えると、人間の見た目とは違う色味になってしまいます。一般的な写真用カメラでは可視光のみを透過させるIRカットフィルターがついているので、残念ながら赤外線は受光できません。
監視カメラの場合は昼間はIRカットフィルターをオンにし、赤外線LEDが点灯するとオフにして、赤外線を受光しているようです。
監視カメラの導入コスト
監視カメラの導入コストは機器(カメラ+レコーダー+モニター)+工事費用です。
室内用でレコーダーも部屋内に置くのであればDIYもできそうですが、屋外設置場合は、配線距離も長くなるので業者さんに頼むのが一般的かと思います。
まとめ
今回は監視カメラについて調べましたが、写真用のカメラにない要素も沢山あったのでとても勉強になりました!