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【GoPro】HERO8 Blackの新機能のまとめ

2019/10/13 記事加筆
2019年10月1日にGoPro HERO8 BlackとFusion後継のGoPro Maxが発表されました。
HERO7ではBlack/Silver/Whiteと3機種展開でしたはHERO8はBlackのみです。
今回はHERO8 Blackが前モデル HERO7 Blackから進化し点をまとめました。

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サイズの比較

HERO8 BlackはHERO7 Blackと比較して本体のサイズ・重量は僅かに増えましたが、HERO8 Blackはフレームを取り付ける 必要がない為、マウント時のトータル重量としては軽量化されています。

HERO8 Black

  • 幅66.3mm✖️高さ48.6mm✖️奥行き28.4mm

  • 126g(本体+バッテリー) 126g(マウント時の重量)

HERO7 Black

  • 幅62.3mm✖️高さ44.9mm✖️33mm

  • 116g(本体+バッテリー) 142g(マウント時の重量)

主な進化点

モジュラー

今回外見的に一番わかりやすい点ですね。
モジュラー取り付け用のコールドシューが2つ付いています。
コールドシューなのでおそらくHERO8 Blackとの接続には別途ケーブルが必要になると思います。 モジュラーはマイク、自撮り用ディスプレイ、LEDライトが予定されており、2019年12月より予約開始です。

フレームレスデザイン化

HERO7以前は本体に直接マウントがついていなく、下の写真のような本体保護を兼ねるフレームに本体を入れ、フレームを介してマウントする形でした。

HERO8 Blackは本体に直接折りたたみ式のマウントフィンガーが搭載されたフレームレスマウントのデザインに変更されました。フレームレスデザインのおかげで14%の軽量化となり、バッテリー交換やSDカードの交換も楽になりました。
折畳式のマウントなので簡単にカメラの直置きができるのも見逃せない点です。
撮影時のワークフローを改善できるので、地味ですが個人的に1番歓迎する変化はこれです。

HyperSmooth2.0

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HyperSmoothとはGoProの電子手振れ補正補正のことです。

  • 全体的な基本性能が向上し、ピッチ軸が劇的に改善。

  • 新しいブーストモードも搭載されており、必要に応じて更なる安定化が可能。

  • 全ての解像度とフレームレートでHyperSmooth2.0が利用可能。
    HERO7以前は解像度とフレームレートで使える機能に違いがあったりとややこしかったので、わかり易くなって良いですね。

  • アプリでのホライゾンレベリング(水平ロック)

    これ、文章だけじゃ詳しくわからないですが、アプリに取り込んだときに水平を検知して補正してくれるのかな?
    GoProで意外と難しいのが水平出しです。特に自撮り棒や、身体にマウントして撮影すると、ぶれは少ないけどなんか曲がってるという映像になりがちなので、水平だしが簡単になるなら嬉しいですね。

TimeWarp2.0

TimeWarp2.0はタイムラプスの一種で、カメラが移動しながら撮影するいわゆるハイパーラプスとよばれるタイムラプスです。
動き、シーン、光量にあわせて自動的に速度が調整される機能です。 ハイパーラプスを撮影しようとすると、適切なインターバルって中々わからないうえに、撮り直しも大変な場合が多いので、役立つ機能だと思います。

デジタル レンズ

デジタル レンズという立派な名前がついていますが、画角を簡単に切り替えるだけの操作系の改善です。 視野角に新たに「狭角」が追加されました。

撮影プリセット

  • 10種類までの撮影設定を事前に設定可能です。

  • デフォルトで用意された「標準」「アクティビティ」「シネマティック」「スローモーション」のPURISETTOから最適な設定に素早くアクセスが可能です。

画面上のショートカット

良く使う機能のショートカットを画面に追加可能。

LiveBurst

撮影の瞬間の前後 1.5秒間を記録し、その中から1枚のベスト フレームを選んで 12 MP の写真にしたり、高画質の4K 4:3 ビデオとして保存する機能。

HDR が改良されたスーパーフォト

文字通りHDRフォトの改良版。

全ての写真モードでRAW撮影が可能

タイムラプスや連写も含めてRAWでの撮影が可能になりました。

1080Pのライブストリーミング

HERO7 Blackでは720Pであったライブストリーミングが、HERO8 Blackでは1080Pのライブストリーミングが可能となりました。

HERO7 Blackから変化がないか不明な点

劣化した点

レンズカバーの交換ができなくなりました。
レンズカバーが破損した場合の修理費用が気になりますね。

まとめ

HERO8 BlackはVlog撮影を意識した自撮り機能の充実を操作系が洗練されて使い易くなった印象です。 操作系も洗練されているのでHERO7 Blackからの乗り換えもありな性能です!

発売日と価格

10/25発売、希望小売価格は55,800円(税込)です。

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